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2014年6月 9日 (月)

『幸せのコイン』(鯨統一郎著)金は天下の回りもの。お金は溜めこむよりもグルグル回したほうがより多くのひとを幸せにする。

投資会社を継がせようとする父親と対立し、自分の夢である花屋を開業するために、家を出た社長令嬢。しかし、父親は急死し、残された遺産は父娘喧嘩の際に煤けてしまった500円玉が1枚だけだった。この煤けた500円玉が人々の財布を渡り歩き、それぞれの人生にちょっとした幸せをもたらす。

途中、鯨さんの分身のような営業マンが出てきて、ちょっとほっこり。

「金は天下の回りもの」というけれど、お金というものは溜めこまずにグルグル回した方が、より多くのひとを幸せにする。


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