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2014年5月10日 (土)

『ヤマトタケル (2)』(安彦良和作)虚実が入り混じる古事記・日本書紀から、その虚と実を切り分ける。

古事記・日本書紀に登場する英雄にして悲劇の皇子・ヤマトタケルは通説では架空の人物とされている。安彦さんはヤマトタケルは実在したという信念をもって物語を再構築する。虚実が入り混じる古事記・日本書紀から、自分に都合の良い解釈をするのではなく、冷静に見つめ直してその虚と実を切り分けしている。

これは解釈の問題であり、異論・反論あると思うが、坂口安吾の言うとおり、古代史を読み解くにたタンテイ眼が必要だ。安彦さんはそんじょそこらの歴史学者以上にこのタンテイ眼が働いている。その鋭さがこの物語の面白さにつががっている。

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