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2014年4月 9日 (水)

『憲法がヤバい』(白川敬裕著)基本的人権は天から与えられたものであり、政府が与えるものではない。

「『憲法改正は、どうあるべきか』を考えて、決断するためには、まず、『憲法は誰のため、何のためにつくられるのか(=憲法の本質)』を考えることが何よりも大切です。」

「いまの憲法の本質は、『国民の基本的人権を守るため、国家権力を縛ること』にある。基本的人権は、天から誰もが平等に与えられるものである。決して国民政府が国民に与えるものではない。自民党の改憲草案は、その点を勘違いしている。

自民党の改憲案は、基本的人権は、天から与えられるものではなく、国民政府が国民に与えるものとしている。ということは、天から与えられているはずの基本的人権を政府が制限することができる、ということだ。この1点でも、自民党草案はアウトである。


第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。


この条文の意味をもう一度、よく考えて改憲論議をしよう。


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