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2014年2月22日 (土)

【安吾を読む】『勉強記』「迷う心のあるうちは、迷いぬくより仕方がないと痛感した。」

強度の近眼である涅槃大学印度哲学科の学生・栗栖按吉は、安吾自身を思わせる。奇妙な笑いに満ちた、自伝的小説作品。熱心に勉強するも、徐々に厭世的になり悟りから遠ざかり始めたころ、美しい女学生との出会いが彼を変える。「迷う心のあるうちは、迷いぬくより仕方がないと痛感した。」

然り。安吾の言葉は悟りきった言葉ではなく、迷いぬいたところから生まれた言葉だ。だから、安吾の言葉は私の心に届く。


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