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2013年10月 3日 (木)

『寒い国から帰ってきたスパイ』(ジョン・ル・カレ著,宇野利泰訳)冷戦は東も西も個人よりも集団の利益が優先された時代だったのかもしれない。

『寒い国から帰ってきたスパイ』(ジョン・ル・カレ著,宇野利泰訳)冷戦は東も西も個人よりも集団の利益が優先された時代だったのかもしれない。

まだベルリンの壁があった頃のスパイ小説。自分の密偵を東ドイツの情報部員に殺されたイギリスの情報部員が味方を欺き敵を欺いて東ドイツの情報部員に接近する。しかし、その計画もある綻びにより彼は絶対絶命の危機に陥ってしまう。彼はその窮地から脱することができるのか、最後まで息付かせない展開のスパイ小説。

この作品で描かれているように冷戦は個人よりも集団の利益が優先された時代だったのかもしれない。その状況は東側だけではく西側も似たり寄ったりだったのかもしれない。彼が見せた「綻び」も人間としては当たり前のことなのだが、任務の前では致命的になる。そういう状況はやっぱりオカシイと思える時代にならないと。


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