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2013年10月12日 (土)

『大人のいない国』(鷲田清一,内田樹著)サービスを消費するという消費者マインドでは私たちは生き残ることはできない。

2009年に単行本で読んだのだけど、文庫になったので再読。文庫化のボーナストラックとしてお二人の対談「身体感覚と言葉」が収録されている。

「大人のいない国、、、古今東西そんな国が成り立っていること自体ありえなかったのだけど、その不思議を楽々とクリアしている国がある。それはそれで成熟した社会とも言えるが、それが壊れたとき、誰がどのように修復すれば良いのか。自立や自己責任というものが声高に叫ばれ、かって相互依存でなりたっていた関係がサービスを消費するという消費者マインドが蔓延している。今まさに、それが壊れた状態にあり、誰がどのように修復するのか、という問題に直面している。」(2009/09/29の私のブログ記事より)

5年前の2009年と状況はかわりつつある。それは、津波と原子力発電所の事故の影響が強いかもしれない。サービスを消費するという消費者マインドでは私たちは生き残れないことを感じているし、かって相互依存でなりたっていた関係が見直され、自分の信用が生きる術となりつつある。


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