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2013年9月28日 (土)

【安吾を読む】『太宰治情死考』「作品こそがすべてなのだ。」という一文で結ばれる、坂口安吾の太宰治への追悼。

「作品こそがすべてなのだ。」という一文で結ばれる、坂口安吾の太宰治への追悼。

「太宰は口ぐせに、死ぬ死ぬ、と云い、作品の中で自殺し、自殺を暗示していても、それだからホントに死ななければならぬ、という絶体絶命のものは、どこにも在りはせぬ。」

太宰は作品の中で何度も自殺していても、それは作品の中での悪アガキ、太宰自身の自殺とは何も関係はありはせぬ。そう坂口安吾は言っている。


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