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2013年6月 9日 (日)

『残り全部バケーション』(伊坂幸太郎著)ひととひととは思いがけずに繋がっている。伊坂作品はその繋がり方が絶妙。

夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。家族解散の最後の日、父の携帯に「友達になりませんか」という一通のメールが届く。3人は、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗るメールの送り主の男とドライブすることになって、、、という話から始まる5つの物語。

伊坂作品の真骨頂は、1つ1つの物語が、過去と現在、違う場所で、ひととひととが思いがけずに繋がっている、という展開になる。その繋がり方が絶妙。

ラストは『バイバイブラックバード』ヴァージョン。こういう終わり方は賛否両論あるかもしれない。でも、こういう終わり方は映像作品的でもある。私は嫌いじゃない。

↑私が読んだのはキンドル版ですが、一般性を考えて敢えて紙書籍。本棚を占有するのでこれまで小説の単行本は買うのを控えていたり、文庫本が出たら買い直したりしていたのですが、電子書籍だとそういう煩わしさがないので良いかも。

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