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2013年6月14日 (金)

【安吾を読む】『織田信長』「なぜなら、彼はすべき用意をすべてしつくしており、そしてイノチをかけていた。」

坂口安吾には『信長』という作品があり、それは若き日の織田信長(桶狭間の戦いまで)を描いている。私の好きな作品のひとつだ。こちらの『織田信長』は信長の人世観を描いた作品。でも、残念ながら、未完である。

「そのとき信長は、勝負は時の運だよ、と言った。彼には、それが全部であり、そして、それだけで、よかったのだ。なぜなら、彼はすべき用意をすべてしつくしており、そしてイノチをかけていた。」

安吾は桶狭間に臨む信長をこのように観ている。よく「勝負は時の運」というが、それは「すべき用意をすべてしつくし」た者のみが使って良い言葉であり、それに「イノチをかけ」られる者こそが、天才と呼ばれる。

安吾は、命を「イノチ」と書く。「イノチをかける」「イノチガケ」。イノチをかけることができる人間を安吾は愛していた。

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