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2013年6月21日 (金)

【安吾を読む】『日本文化私観』過去の遺物が伝統なのではなく、私たちが生きている、それこそが日本の伝統を作る。

坂口安吾のエッセイの中でも私が一番好きな作品。

「我々に大切なのは『生活の必要』だけで、古代文化が全滅しても、生活は亡びず、生活自体が亡びない限り、我々の独自性は健康なのである。」

だから、安吾は法隆寺も平等院も焼けてしまっても構わない、必要であれば法隆寺をとりこわして停車場を作れ、という。過去の遺物ではなく、私たちが生きている、それこそが日本の伝統を作る。


「説明づけられた精神から日本が生まれる筈もなく、又、日本精神というものが説明づけられる筈もない。日本人の生活が健康でありさえすれば、日本そのものが健康だ。」

愛国心、愛国心、とはやし立てている現在のアホな政治家に聞かせてやりたい言葉だ。愛国心というものは説明づけられるものでも、押し付けられるものではない。私たちの生活が健全であれば、そんなものはいくらでも養うことができる。


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