映画『テッド』 個人的には、「エイリアン2」のビショップがツボ。
映画『テッド』TED
監督:セス・マクファーレン
ボストンに住む8歳のジョンは友達がいない子どもだった。クリスマスの日、クリスマスプレゼントにクマのぬいぐるみをもらったジョンは、彼をテッドと名付け、星に願いをかける。「テッドが喋れますように」と。
そして、奇跡が起こり、テッドは話せるようになり、それからジョンとデッドは友達になった。
そして、27年後。35歳になったジョンとテッドの友情は続いていた。そして、テッドは観た目は変わらないけれども中身はすっかり中年オヤジに。しかも、ジョンとテッドはクスリはやるは、自宅にコールガールは呼ぶは、と自堕落な生活に。そんなジョンにロリーという恋人ができ、案の定、ジョンはテッドをとるか、ロリーをとるか、という選択を迫られることになる。
「フラッシュゴードン」に代表されるように、ジョンとテッドはB級映画好き。映画の中にもいろいろな映画などのパロディととれる場面が散見される。たまに自分の観たことのある映画だったりすると、ニヤリとさせられてしまう。私は「エイリアン2」のビショップがツボでした。あの場面はあの場面のための伏線だったのね、ということがわかったので。
あと、直訳では絶対にないだろう、くまモン(熊本県のゆるキャラ)が出てきたり、星一徹が出てきたり、和訳も面白い。アメリカ人じゃないと伝わらないネタもあるのだろうけど、日本人に伝わりやすくする工夫をしているんだろうなあ。
さて、親友か恋人か、という選択を迫られたジョンはどうなったのか? 決められない男とそれを許し受け入れる女。ジョンの恋人役のミラ・クニス。世間が言うとおり、美人だわ。
« 『知の逆転』(ジャレド・ダイアモンド, ノーム・チョムスキー, オリバー・サックス, マービン・ミンスキー, トム・レイトン, ジェームズ・ワトソン, 吉成真由美著・編)集合知能よりも『個人』の叡智が進歩を生みだす? | トップページ | 『地域を豊かにする働き方: 被災地復興から見えてきたこと』(関満博著) 地域に根付いた企業の小さな「やりましょう」が地域と復興を支えている。 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画『アデル、ブルーは熱い色』一途な愛はその対象を失った時、「未練」に変わっていく。(2014.04.30)
- 映画『LIFE!』「世界を見よう」。それを実践したとき、かけがいのないものを得る。(2014.04.24)
- 映画『アナと雪の女王』オリジナル版を観たら、日本語吹き替え版も観たくなる。(2014.04.23)
- 映画『麦子さんと』悲しみや喪失感を取り戻すことでひとは強くなる。(2014.01.06)
- 映画『ゼロ・グラビティ』「ゼロ・グラビティ」(無重力)というタイトルだが、本当は「重力」との戦いである。(2014.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント