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2013年2月17日 (日)

『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』(リンダ・グラットン著,池村千秋訳)この本に書かれている未来についての様々な要素を材料に、自分で未来を思い描き、準備することが重要。

2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか? 著者の子どもたちが将来どんな働き方をしているのだろう、という親心からこの本が生まれたのは興味深い。

要約すると、未来を予測(5つのトレンド)し、働き方を変える(3つのシフト)ということになるのだろう。

■5つのトレンド
・テクノロジーの発展
・グローバル化
・人口構成の変化と長寿化
・個人、家族、社会の変化
・エネルギーと環境問題

■3つのシフト
・ゼネラリスト→連続スペシャリスト
・孤独な競争→みんなでイノベーション
・金儲けと消費→価値ある経験

これからますますグルーバル化が進み、インターネットのつながりがより広くなる。したがって、24時間365日、世界中の誰かと繋がりっぱなしの生活になる。そして、今の若い世代のひとたちは100歳を超えて生きることになる。したがって、がむしゃらに働いてお金を稼いでリタイアして年金で暮らすということができなくなってくる。だから、今までの世代のひとたち以上に働き続けることになるので、ゼネラリストでは通用しない。専門的なスキルを次々と身につけていき、お金を稼ぐよりも価値のある経験を積み、何か問題に直面したり新しいことを始めたりするときに一緒に取り組んでくれるひとを確保しておく必要がある。

未来を予測し、未来という時代が要求する仕事をする、というのはまさに正論である。しかし、前提条件を固定化することは危険だ。誰もが、「24時間365日、世界中の誰かと繋がりっぱなしの生活」を前提として自分の仕事や生活を考える必要はない。そういうことを前提としない働き方、生き方もまたあるはずである。要は、自分がどう未来を予測するか、そして、自分が予測した未来の要求に自分がどう応えることができるか、その準備をしていくか、が重要なのだ。この本に書かれている様々な要素を材料に、自分で未来を思い描き、準備することが重要なのだろう。



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