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2013年1月 4日 (金)

映画『砂漠でサーモン・フィッシング』 信じる心があれば、人類は火星にも行けるし、砂漠に鮭を泳がすこともできる。

映画『砂漠でサーモン・フィッシング』SALMON FISHING IN THE YEMEN
監督:ラッセ・ハルストレム

私は年始めには所謂お馬鹿映画を観るのが習慣になっている。2011年は『キックアス』、2012年は『宇宙人ポール』を観た。2013年はどうしようかと思っていたら、『砂漠でサーモン・フィッシング』というタイトルの映画が目についた。砂漠で鮭が釣れる訳がない! これはお馬鹿映画に違いない! とあまり下調べせずに観に行きました。

水産学者のアルフレッド・ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)は、ある日、イエメンの大富豪シャイフの投資コンサルタント・ハリエット(エミリー・ブラント)から、「イエメンに鮭を泳がせて釣りをしたい」という、とんでもないプロジェクトの顧問を依頼される。この荒唐無稽な計画に最初は乗り気でなかった彼だが、中東との親和政策を求めるイギリス政府の思惑も重なって、このプロジェクトを引き受けることになる。

「砂漠で鮭釣り」というアラブの富豪の気まぐれに思えたプロジェクトだったが、シャイフには灌漑事業により国に農業を興したいという思惑もあり、そういう彼の信念に触れたジョーンズは、最初は「理論的には可能」だが、そんな荒唐無稽な話など実現できっこないとタカをくくっていたのだが、そのプロジェクトにのめりこんでいく。

人類が火星に行くのも、砂漠に鮭を泳がせるのも、それは途方もない目標ではあるが、「理論的には可能」。最初から無理だと諦めていては、決してその場所に辿りつけない。その「理論的には可能」に到達するために必要なのは、「信じる心」。人類は火星にも行けるし、砂漠に鮭を泳がせることだってできる、そう信じ続ける心があれば、「理論的には可能」なことは実現することができる。

お馬鹿映画かと思っていたのだが、とんでもない。正月から、自分もちょっと頑張ってみるか、と思える映画だった。私が成そうとしていることは、人類が火星に行くことよりも、砂漠に鮭を泳がせることよりも、もっと簡単に「理論的には可能」なことなのだから。

砂漠でサーモン・フィッシング(予告編)

↓原作はこれ。イギリスで、40万部のベストセラーなんだそうです。文庫になったら読んでみたい。。。

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