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2012年12月25日 (火)

映画『のぼうの城』 道理が通らないもの、札束でひとの顔をひっぱたいて築き上げたものは、脆い。

映画『のぼうの城
監督:犬童一心/樋口真嗣

天下統一目前の豊臣秀吉が北条氏の小田原攻めようとしている頃。石田三成率いる2万の軍勢が、成田長親という城代が守る、北条氏の支城である忍城に押し寄せる。忍城の兵は500人。当初は無血開城するつもりだった長親だが、一転、戦いを決意する。
長親は武将としての資質に欠け、領民から“のぼう様”(でくのぼうの略)と呼ばれていたが、領民から愛されていた。士気が高い忍城勢は緒戦に勝ち、三成は水攻めで忍城を陥落させようとするのだが、、、

とにかく、長親(野村萬斎)の圧倒的な魅力に引き付けられる。

頭の良いものがそうでないものを、力が強いものが弱いものをねじ伏せようとうする。それに「嫌なものは嫌なのじゃ」と長親は抗する。周辺の領民を金で買って巨大な堤を作り上げた三成だったが、所詮は金で買ったもの。その堤は決壊してしまう。
道理が通らないものを無理矢理に通そうとしようとしたり、札束でひとの顔をひっぱたいて築き上げたものは、脆い。道理が通らないものを無理矢理に通そうとしようとしたり、札束でひとの顔をひっぱたいて築き上げたもの、それは原子力発電所と所謂原子力ムラに通じるものがある。道理が通らないのはオカシイ、と抵抗した長親の最後の抵抗は、現在にも必要なのかもしれない。


映画『のぼうの城』 予告篇

↓原作。読んでみようかな。


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