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2012年10月20日 (土)

『古事記 いのちと勇気の湧く神話』(大塚ひかり著) 歴史学者や考古学者の目線ではなく、古事記をブンガクとして紐解いていく面白さ。

古典エッセイストの大塚ひかりによる古事記の読み解き本。性愛とひとウンコと殺戮だらけで破天荒なのに、古事記は読者を癒し、生きる力を与えてくれる、と著者は言う。歴史学者や考古学者の目線ではなく、古事記をブンガクとしてとらえ、それを読み解くアプローチは新鮮。責任の所在をあいまいにしたり、空気を読んだり、自己主張をしたら必ず痛い目にあうなど、1300年も前にまとめられた物語が、そのまま現代の日本につながっているんだなあ、と改めて発見をした。

そして、性愛とウンコと殺戮はいたるところで類似性をもち、また繰り返される。このあたりに古事記に隠された歴史の謎がありそうな気がする。こういうブンガク的なアプローチの仕方もまた、そういう謎を解き明かすアプローチの1つなのだろうと、この本を読んで改めて思った。

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