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2012年6月27日 (水)

『いきなりはじめる仏教入門』(内田樹、釈徹宗著) なんでもアリなのが仏教?

これは、既刊の『インターネット持仏堂1 いきなりはじめる浄土真宗』と『インターネット持仏堂2 はじめたばかりの浄土真宗』の「その10 賢者と愚者の宗教性」「間狂言3」「その11 『善性』と『邪悪』について」を文庫化したものです。すでにこちらをお持ちの方は間違って購入されないようにご注意を。

さて、ミッションスクールで教鞭をとり、神教とも縁が深い合気道の達人でもある内田樹センセー。仏教の専門家でもない内田センセーのインターネット長屋に宗教学者であり僧侶である釈徹宗さんという店子を迎え、「悟りとは何か」「死ぬことは苦しみか」「因果とは何か」「日本人の宗教性とは」といった根源的な問題についての問答を収録している。特に、「宿命」ということをを巡る2人のやりとりは面白い。

日本人は無神教と思われているが、日本人ほど宗教に関して寛大な国民も世界でも珍しいだろう。神社に初詣で行き宮参りや七五三をし、教会で結婚式を挙げ、お葬式にはお坊さんにお経を読みに来てもらう。神教徒と仏教徒の数を足すと2億人を超えるのだから、なんとも不思議な国である。

また、宗教地図上は日本は仏教国なのかもしれないが、鎌倉時代以降、日本の仏教は特異な発展を遂げる。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教のような一神教のもとではそれは異端と言われるかもしれないが、仏教はそういう多様性を内包している。なんでもアリなのが仏教なのだ。



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