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2012年1月13日 (金)

『ファミリーポートレイト』(桜庭一樹著) 桜庭作品のエッセンスをこの分厚い物語にすべて詰め込んでいる。まさに桜庭作品のごった煮。

マコの子供だからコマコ。そのコマコの5歳から34歳までの物語。コマコ5歳のとき、マコが事件を起こして親子ふたりの逃亡生活が始まる。その逃亡生活とマコとの別れまでが第一部。マコを失ったコマコの「余生」が描かれるのが第二部。学校にも通えない逃亡生活の中で、コマコは文字を覚え、本を読むようになり、やがて物語を紡ぐようになる。

かなり分厚い本である。桜庭一樹作品のエッセンスをこの分厚い物語にすべて詰め込んだようでもある。まさに桜庭一樹作品のごった煮状態。直木賞を受賞して、今までの自分の持っているものをすべて注ぎ込んだかのような濃厚さ。


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