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2011年12月 4日 (日)

映画『ステキな金縛り』 久々に映画館に笑いがあふれる映画を観た。でも、ラストはちょっと長くひっぱりすぎ。もっとすっぱり終わった方が良かったのでは。 #sutekana

ステキな金縛り
監督:三谷幸喜

三谷幸喜の法廷コメディ作品。仕事で失敗続きの弁護士エミ(深津絵里)がラストチャンスとして与えられた仕事は、妻殺しの容疑者の弁護だった。依頼人は「犯行時間は、旅館で落ち武者の幽霊(西田敏行)にのしかかられ、金縛りにあっていた」とエミに証言する。その問題の旅館でエミもまた金縛りにあい、そして、落ち武者の幽霊に出会う。かくして、落ち武者の幽霊が証言台に立つという、前代未聞の裁判が始まる。

三谷作品にお馴染みの役者たちが大集合。しかし、メインは、あくまで検事(中井貴一)とエミと落ち武者の幽霊の三者のかけあいの面白さ。法廷の柵に顎を載せて語るエミがあまりにもキュート。堅物検事がふとみせるわきの甘さがあまりにも人間っぽいし、落ち武者の幽霊の西田敏行は凄い役者だとしか言いようがない。

久々に映画館に笑いがあふれる映画を観た。三谷幸喜はとにかくあれもこれも詰め込もうとする監督。サービス精神が旺盛なんだろうね。

ただ、ラストがあまりにも長くひっぱりすぎた感がある。もっとすっぱり終わった方が良かったのではないだろうか。

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