映画『ステキな金縛り』 久々に映画館に笑いがあふれる映画を観た。でも、ラストはちょっと長くひっぱりすぎ。もっとすっぱり終わった方が良かったのでは。 #sutekana
『ステキな金縛り』
監督:三谷幸喜
三谷幸喜の法廷コメディ作品。仕事で失敗続きの弁護士エミ(深津絵里)がラストチャンスとして与えられた仕事は、妻殺しの容疑者の弁護だった。依頼人は「犯行時間は、旅館で落ち武者の幽霊(西田敏行)にのしかかられ、金縛りにあっていた」とエミに証言する。その問題の旅館でエミもまた金縛りにあい、そして、落ち武者の幽霊に出会う。かくして、落ち武者の幽霊が証言台に立つという、前代未聞の裁判が始まる。
三谷作品にお馴染みの役者たちが大集合。しかし、メインは、あくまで検事(中井貴一)とエミと落ち武者の幽霊の三者のかけあいの面白さ。法廷の柵に顎を載せて語るエミがあまりにもキュート。堅物検事がふとみせるわきの甘さがあまりにも人間っぽいし、落ち武者の幽霊の西田敏行は凄い役者だとしか言いようがない。
久々に映画館に笑いがあふれる映画を観た。三谷幸喜はとにかくあれもこれも詰め込もうとする監督。サービス精神が旺盛なんだろうね。
ただ、ラストがあまりにも長くひっぱりすぎた感がある。もっとすっぱり終わった方が良かったのではないだろうか。
【送料無料】ステキな金縛り オリジナル・サウンドトラック |
« MtG: 【おもひでの1枚】 『絶望の天使』 (ギルドパクト) 通称「ハゲ天」。ハゲた天使は、「名誉回復」能力を持っているが、いかんせん、7マナは重かった | トップページ | MtG: 【おもひでの1枚】 『機知の終わり』(ディセンション) いつ鼻の穴を覗かれるかもしれないから、鼻毛の手入れは大切、ということを教えてくれるカード »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画『アデル、ブルーは熱い色』一途な愛はその対象を失った時、「未練」に変わっていく。(2014.04.30)
- 映画『LIFE!』「世界を見よう」。それを実践したとき、かけがいのないものを得る。(2014.04.24)
- 映画『アナと雪の女王』オリジナル版を観たら、日本語吹き替え版も観たくなる。(2014.04.23)
- 映画『麦子さんと』悲しみや喪失感を取り戻すことでひとは強くなる。(2014.01.06)
- 映画『ゼロ・グラビティ』「ゼロ・グラビティ」(無重力)というタイトルだが、本当は「重力」との戦いである。(2014.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント