『ぶたぶたさん』(矢崎存美著) ぶたぶたさん。本名・山崎ぶたぶた。姿はかわいいぶたのぬいぐるみ。彼はときに人々の心をわだかまりをとき、生きる勇気を与えてくれる #ぶたぶた
『ぶたぶた』シリーズは私にとって年末年始の読書の楽しみなのだが、文庫書き下ろし&オリジナルで夏に登場。今回はショート・ショートになっている。
ぶたぶたさん。本名・山崎ぶたぶた。ちっちゃな手につぶらな瞳。姿はかわいいぶたのぬいぐるみ。しかし、彼は声が渋くて働き者で、妻と二人の子供もいる中年男。まず、このギャップが妙。この山崎ぶたぶたさんは、ときにパティシエ、ときにボランティア、ときに刑事、そしてときには幼い子を持つ父親として、人々の心をわだかまりをとき、生きる勇気を与えてくれる。
ぶたぶたさん (光文社文庫)
著者:矢崎 存美 |
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