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2011年1月27日 (木)

演劇『十二夜』 笹野高史が舞台にお馬鹿なエキスをふりまいていた。それこそが、シェイクスピアの喜劇

前回は物語や演出について書いたので、今回は役者について書いてみたい。

ヴァイオラ(男装してシザーリオ)とセバスチャンの双子を演じたのは松たか子。今回は”男の子”役である。『ジェーン・エア』や『2人の夫とわたしの事情』では、それぞれ違った”女”だったので、これは新鮮だった。そして、こういう状況は演劇ならではである。テレビや映画館ではウソにしか見えないものも、舞台の上では真実に見える。
そういえば、オリヴィア役のりょうとはテレビドラマ『ロングバケーション』で共演していたな。ふたりともデビューしたての頃で初々しかったが、あれから14年経って、同じ舞台で堂々と演じているのだからたいしたものだ。

この物語のフール、フェステ役は笹野高史。とにかく舞台にお馬鹿なエキスを振りまいていた。それこそが、シェイクスピアの喜劇。
セコムのCMではキムタクの”じいちゃん”役だが、キムタク38歳、笹野高史62歳で、たったの24歳差。なので、”じいちゃん”ではなく、”父さん”な年なのだ。そう考えると、笹野高史は若い。

↓松岡和子訳の十二夜はこちら。いつかは読んでみたい。

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