映画『ナイト&デイ』 「どこかでみたような」シーンの「いいとこどり」を2時間いっぱいにつめこんだ映画
『ナイト&デイ』
監督:ジェームズ・マンゴールド
トム・クルーズとキャメロン・ディアスという、2大スターの競演。しかし、俳優のギャラが高い映画はその他の部分にお金が回らないことが多々あり、華やかだけど、ただそれだけ、というものが多い。
トム・クルーズのスパイ・アクション映画といえば『ミッションインポシブル』シリーズがあり、本作はどのような差別化を図ったのか、といえば、それが上手く出し切れていない。
序盤の旅客機での格闘、カーチェイス、倉庫での銃撃戦、列車での格闘、闘技場など、どれも、「どこかでみたような」場面のオンパレード。よく言えば、過去の映画の「いいとこどり」を2時間いっぱいにつめこんだ映画。
一番の見どころは、キャメロン・ディアスの水着姿。しかも、赤のビキニですぜ、旦那。
« 新企画【ざっくばらんな本棚】を始めます | トップページ | 映画『インシテミル』 ”閉ざされた雪の山荘”で殺し合い、というのはミステリィの”定番” »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画『アデル、ブルーは熱い色』一途な愛はその対象を失った時、「未練」に変わっていく。(2014.04.30)
- 映画『LIFE!』「世界を見よう」。それを実践したとき、かけがいのないものを得る。(2014.04.24)
- 映画『アナと雪の女王』オリジナル版を観たら、日本語吹き替え版も観たくなる。(2014.04.23)
- 映画『麦子さんと』悲しみや喪失感を取り戻すことでひとは強くなる。(2014.01.06)
- 映画『ゼロ・グラビティ』「ゼロ・グラビティ」(無重力)というタイトルだが、本当は「重力」との戦いである。(2014.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント