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2010年9月28日 (火)

『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』(カーマイン・ガロ著) ジョブズはプレゼンを再開発する!

言わずと知れた、アップルのスティーブ・ジョブズのプレゼンの魅力を十分に伝えている本。『驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』というタイトルから、プレゼンのテクニックを事細かに書いている本を想像するかもしれないが、しかし、これは、プレゼンのノウハウ本ではない。

パワーポイントなどのプレゼンテーションドキュメント作成ツールの普及により、電子化されたプレゼン資料を準備することが容易になった。しかし、プレゼン=パワーポイントの資料を作ってその内容を話すこと、ではない。ジョブズのプレゼンには、箇条書きはない。画面に映し出された文字を読むのがプレゼンではない。

ジョブズが語るのは、これから紹介するものが、”私たちの”生活をいかに便利にし、楽しくするか、だ。日本企業のトップのプレゼンがつまらないのは、逆にいうと、それを語らないからだ。この商品でトップシェアを獲るとか、月産何万台を目指すとか、ナントカという最先端のテクノロジが使われているとか、それは、語る側の論理であり、都合である。それが、”私たちの”生活をどう便利にしてくれるのか、いかに楽しくしてくれるのか、それを伝えようとしない限り、どんなに綺麗につくられたパワーポイントの資料を見せられても、ピンとこない、心に響かないのだ。

それは、日本のものづくりにも言える。日本のものづくりは、先端のテクノロジが出発点だ。この素晴らしい最先端のテクノロジを使って、何がつくれるか、なにができるか、を考える。
それに対して、ジョブズやアップルは違う。いかに、”私たちを”わくわくさせるか、それが出発点で、それを実現させるテクノロジを開発したり組み合わせたりする。マッキントッシュも、iPodも、iPhoneも、そうやって世に出てきた。日本にはそれらを作るテクノロジはあるかもしれないが、それらを作る発想が足りない(欠けている、とかない、とは言わない。)

iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕)↓ 途中までですが、ジョブズのプレゼンを十分堪能できると思います。

この動画を観ていただければ、一発でわかるのだが、ジョブズの話を聞いているとワクワクする。アップルやジョブズが、ついでにいえばソフトバックがあまり好きではない私でも、だ。思わず、iPhoneが欲しくなる。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則Bookスティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

著者:カーマイン・ガロ
販売元:日経BP社
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