『GOSICKV−ゴシック・ベルゼブブの頭蓋−』 (桜庭 一樹著) オカルトと科学のカオス。そして物語は<つづく>
GOSICKシリーズの5作目(番外編を入れると6作目)。
突如として連れ去られたヴィクトリカを救うべく、一弥は、“ベルゼブブの頭蓋”と呼ばれる遠いリトアニアの修道院に向かう。そこでは、オカルトと科学のカオスが待っていた。
相変わらず、幼い2人の関係が続く。まあ、それがこの作品群の持ち味なので、良しとしよう。
![]() | ![]() | GOSICKV−ゴシック・ベルゼブブの頭蓋− (角川文庫)
著者:桜庭 一樹 |
この物語は続きがありそうだ。楽しみ
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