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2010年8月 5日 (木)

『映画篇』(金城 一紀) 映画はひととひとの絆をつないでいく。映画好きにはたまらない物語だ

映画とは、お伽噺である。映画とは、夢の世界である。そして、この物語は、映画がひととひととの絆を紡ぎだす物語である。

映画はお伽噺である。だからただ楽しめば良いのだが、なにかとリクツをこねたがるひともいる。そういうひとには、こういう物語は降りてこないだろう。

映画にはすべてがある。愛と失恋、友情と裏切り、スリルとサスペンス、笑いと感動、正義と悪、生と死。それゆえに、映画は私たちを魅せてやまない。

8月31日。夏休みも終わるこの日に、『ローマの休日』の上映会がある。『ローマの休日』はこの物語の隠れた主役である。そこに集うひとたちには、そのひとたちの物語がある。そして、この上映会を企画したひとたちにも物語がある。

映画はひととひとの絆をつないでいく。映画好きにはたまらない物語だ。

映画篇 (集英社文庫)Book映画篇 (集英社文庫)

著者:金城 一紀
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