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2010年5月21日 (金)

『街場のアメリカ論』(内田樹著) 沖縄の米軍基地の問題が大きくクローズアップされている今だからこそ、アメリカについて考えてみよう

「日本のナショナル・アイデンティティとはこの百五十年間、『アメリカにとって自分は何者であるのか?』という問いをめぐって構築されてきた。その問いにほとんど『取り憑かれて』きたと言ってよい。」(「まえがき」より。)

街場のアメリカ論 (文春文庫)Book街場のアメリカ論 (文春文庫)

著者:内田 樹
販売元:文藝春秋
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この本で私が一番気に入っているのは、第3章「哀しみのスーパースター - アメリカン・コミック」だ。「鉄人28号」に始まって、「マジンガーZ」、「ガンダム」、「エヴァンゲリオン」に至る、ロボットと少年という組み合わせのヒミツ。

モンスター=軍国主義、少年=戦後民主主義という記号だけではない。そこには、日本が抱える「ねじれ」、日本とアメリカが抱える「ねじれ」の発現でもある。

今、沖縄の米軍基地の問題が大きくクローズアップされている。アメリカはそれを日本の国内問題だと片付けようとしているし、日本はそれを日本の国内問題だと片付けようとしている。

果たしてそうか?

何故、アメリカは、東海岸から西海岸へ、そしてはるか太平洋を越えて、沖縄の一部を占領したままにしているのか? この本は、その理由を明瞭に指摘している。

沖縄の米軍に基地の問題は、明らかにアメリカの問題であり、日本とアメリカの問題である。日本の国内問題では、決して、ない。
日本がアメリカの問題を避けて通る限り、沖縄の米軍基地の問題は決着がつくわけがない。

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