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2010年3月11日 (木)

カンブリア宮殿 村上龍×経済人 4

『カンブリア宮殿 村上龍×経済人 4』
村上 龍 (著)
日本経済新聞出版社

「新時代の経営:景気回復に依存しない」というサブタイトルがついている。主に、このデフレの続く日本で卓越した、もしくはユニークなやり方で生き残り、成長している企業の経営者が取り上げられている。

しかし、ここに取り上げられない経営者たちが、決して劣っているわけでも、努力を怠っているわけでもないだろう。そういう経営者でなくても企業が存続できる世の中こそが理想ではないだろうか。

この本の中で、私にとっての一番の金言は、日本電産の永守社長の言葉だ。

「私は雇用が企業にとって最大の社会貢献だと思っています。人を大勢切って会社を良くしても、あまり価値がない。」

長いデフレの中で、日本の企業は真っ先に人を大勢切ることをやってきた。しかし、そうして会社は良くなったのだろうか。日本の社会は良くなったのだろうか。ひとが去れば活力が失われる。デフレに打ち克つ活力、その生命線を自ら断ってしまったようなものだ。

ひとびとが働く、それによって生活の基盤を確保する。それが会社の存在意義のひとつであり、そういう場を存続させ続けることこそが、最大の社会貢献だ。


カンブリア宮殿 村上龍×経済人(4)


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