人柱はミイラと出会う
『人柱はミイラと出会う』
石持 浅海 (著)
新潮文庫
”人柱”、”黒子”、”お歯黒”、”厄年”、”鷹匠”、”みょうが”、”参勤交代”といった古くからの風習が今もなお生き続けているというヴァーチャルな日本。アメリカからの留学生が、それらの日本の風変わりな風習に戸惑う姿が描かれるが、現代の日本人にとっても十分異質なものに映る。
そんな不思議世界で不思議な事件が起きる。石持作品は、市井の名探偵が活躍するが、今回の探偵役は”人柱”を生業としている青年。
”朴念仁”というのも、日本の古き良き時代のものとして認定いてもらいたいものだ。

人柱はミイラと出会う
石持 浅海 (著)
新潮文庫
”人柱”、”黒子”、”お歯黒”、”厄年”、”鷹匠”、”みょうが”、”参勤交代”といった古くからの風習が今もなお生き続けているというヴァーチャルな日本。アメリカからの留学生が、それらの日本の風変わりな風習に戸惑う姿が描かれるが、現代の日本人にとっても十分異質なものに映る。
そんな不思議世界で不思議な事件が起きる。石持作品は、市井の名探偵が活躍するが、今回の探偵役は”人柱”を生業としている青年。
”朴念仁”というのも、日本の古き良き時代のものとして認定いてもらいたいものだ。

人柱はミイラと出会う
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