勝間和代 ニュースの裏が読める思考のフレームワーク32
『勝間和代 ニュースの裏が読める思考のフレームワーク32』
勝間和代 (著)
日経BP出版センター
2008年、2009年のニュースというかトピックスを”勝間和代というフレームワーク”で観るとどう映るか、という本。
ものごとを”フレームワーク”で観る、というのは、ものごとを”自分の理解可能なものにする”、ということ。
しかし、時事評論(時評)として、こういう手法は”全く面白くない”。
時評の醍醐味とは、ものごとと自分との対話であると私は思う。あるものごとについて、「『それ』って、『これ』ですよね」と言ってしまうと、話はそこで終わってしまう。それ以上の展開は望めない。
そうではなく、「『それ』って、『あれ』ですよね」と言うと、「ああ、『あれ』ね。でも、『あれ』って、『あれ』じゃない」と話が広がって行く。
そういう展開は、第三者が横から聞いても楽しいものだ。”フレームワーク”に嵌める、というのは、「ああ、左様でございますか」で終わってしまう。

ニュースの裏が読める思考のフレームワーク32
この本を読んで(というか見て)思ったのは、勝間さんは右顔の方がキレイに見える、ということ。これが一番の発見でした。
勝間和代 (著)
日経BP出版センター
2008年、2009年のニュースというかトピックスを”勝間和代というフレームワーク”で観るとどう映るか、という本。
ものごとを”フレームワーク”で観る、というのは、ものごとを”自分の理解可能なものにする”、ということ。
しかし、時事評論(時評)として、こういう手法は”全く面白くない”。
時評の醍醐味とは、ものごとと自分との対話であると私は思う。あるものごとについて、「『それ』って、『これ』ですよね」と言ってしまうと、話はそこで終わってしまう。それ以上の展開は望めない。
そうではなく、「『それ』って、『あれ』ですよね」と言うと、「ああ、『あれ』ね。でも、『あれ』って、『あれ』じゃない」と話が広がって行く。
そういう展開は、第三者が横から聞いても楽しいものだ。”フレームワーク”に嵌める、というのは、「ああ、左様でございますか」で終わってしまう。

ニュースの裏が読める思考のフレームワーク32
この本を読んで(というか見て)思ったのは、勝間さんは右顔の方がキレイに見える、ということ。これが一番の発見でした。
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