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2009年12月27日 (日)

2009年映画・ベスト3

■第3位:『イエスマン YESは人生のパスワード』

ジム・キャリー演じる主人公は、「ノー」と言い続ける男が、「イエス」と言い始めたとたん、人生が明るい方に向いていく、という映画。

最近は、人生には「断る力」が必要だと言われているが、「イエス」という勇気もまた必要だといことを、この映画は教えてくれる。何でもかんでも「ノー」と言うのではなく、ためらいながらも勇気を出して「イエス」と言うことに人生の醍醐味がある、のかもしれない。
この映画はそういう気づきを与えてくれる映画だ。


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■第2位:『サマーウォーズ』

リアル世界とヴァーチャル世界は繋がっていて、そしてヴァーチャル世界の混乱が、リアル世界を混乱に陥れる。

この映画の主役は、「大おばあちゃん」である。「これは戦だ」と腹をくくったおばあちゃんが、へこたれるなと家族にはっぱをかけ、知り合いに片っ端から電話をかけて協力を要請する場面は、泣けた。

どんなに追い込まれても、メシを食べ、最後まで諦めない。そうすれば負けはしないのだ、と教えてくれる映画。


サマーウォーズ


■第1位:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

「序」を観たときは、”新訳”(New Transration)かと思っていたヱヴァンゲリヲン新劇場版だが、この「破」により、今まで観たことのないヱヴァンゲリヲンに大きく舵を切った。

ここに、私は庵野秀明の”意気込み”を感じる。ただの”作り直し”や”新訳”に満足することなく、突き進んだその姿勢を私は支持したい。

ヒトがヒト以外のものになってしまったら、果たしてそれは幸せなのだろうか。マイケル・ジャクソンの死について思ったことを、このヱヴァンゲリヲンを観て、再び思った。

この映画の公式サイトはこちら


第1位、第2位がアニメになってしまった。他に良かった映画は、洋画ではハンガリー映画の『人生に乾杯!』、邦画では『真夏のオリオン』、『風が強く吹いている』『K−20 怪人二十面相・伝』。『K−20』の松たか子の悩殺ポーズは永久保存版にしても良いくらいだ。


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