三国志〈第3巻〉
『三国志〈第3巻〉』
宮城谷 昌光 (著)
文春文庫
宮城谷版『三国志』第3巻は、董卓の台頭と専横である。
歴史は現代を写す。
帝を蔑ろにしてやりたい放題の董卓は、民主党の小沢某に重なるし、みんなでやろうぜ、と声をかけながら董卓を恐れてなにもしない袁紹はまさに自民党である。
英雄の条件は、”機を見て動く”ということに尽きる。董卓に最初に挑んだのは曹操で、負けはしたものの、”機を見て動く”ことができたからこそ、ここから曹操が台頭していく。
今の日本で、董卓を倒そうと立ちあがる曹操は望むことができないのだろうか。

三国志
宮城谷 昌光 (著)
文春文庫
宮城谷版『三国志』第3巻は、董卓の台頭と専横である。
歴史は現代を写す。
帝を蔑ろにしてやりたい放題の董卓は、民主党の小沢某に重なるし、みんなでやろうぜ、と声をかけながら董卓を恐れてなにもしない袁紹はまさに自民党である。
英雄の条件は、”機を見て動く”ということに尽きる。董卓に最初に挑んだのは曹操で、負けはしたものの、”機を見て動く”ことができたからこそ、ここから曹操が台頭していく。
今の日本で、董卓を倒そうと立ちあがる曹操は望むことができないのだろうか。

三国志
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