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2009年6月 8日 (月)

ルパンの消息

『ルパンの消息』
横山 秀夫 (著)
光文社文庫

私は実は人気作家である横山秀夫の作品を読んだことがなかった。彼の著作で初めて読む本が彼の処女作である。

この処女作は、作家が人気作家であることは理由があるのだなあ、と思わずにはいられない出来栄えである。
(もっとも、処女作がイマイチ、という作家が大成することの方が稀なのかも知れないが。)

15年前の女性教師の自殺と思われた事件。それが、殺人ではないかという疑惑。まさにその日が時効という中で、高校生だった容疑者たちの”ルパン作戦”。しかし、それは事件の入り口にすぎず、事件は次々に新しい展開を見せる。

作家としてデビューする前の著者が一生懸命に登場人物を動かそうとする、その息遣いすら感じさせる作品だ。
最後の最後に明かされる事実がなかなか良い。(そのあとに続く世相批判はいただけないが。)


ルパンの消息




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