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2009年6月12日 (金)

「日本」とは何か 日本の歴史00

『「日本」とは何か 日本の歴史00』
網野 善彦 (著)
講談社学術文庫

日本史の大家(らしい)網野善彦氏による、講談社学術文庫「日本の歴史」シリーズのオープニング。

著者の主な主張は、次の3つだろう。
1.日本は閉ざされた「島国」ではない。海は交易路であり日本は開かれた国である。
2.日本は単一民族、単一文化の国ではない。東国と西国では文化が異なる。
3.「百姓」=「農民」ではない。「瑞穂の国、日本」というのは幻想である。

なるほど、面白い主張であるが、そこから展開される「日本」論は、軍国主義への反抗という呪縛に囚われており、うがった見方だと言わざるを得ない。

著者は、どうもこの国のことを「日本」と呼びたくないようである。「日本海」という国際的に認められている海の呼び名も気に入らないらしい。

例え「日本」という”日の出ずる国”という国号が、中国(唐)から見た東方の国であることを意味するものだと言えども、それがこの国の主権を揺るがすものではないだろう。

この国を「日本」と呼ばないと言うのであれば、私たちはこの国を何と呼べば良いのだろう。

著者はもうお亡くなりになっているようだが、著者の流れをくむ歴史学者の方にはぜひ、お答え願いたいものだ。






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