小飼弾の 「仕組み」進化論
『小飼弾の 「仕組み」進化論』
小飼 弾 (著)
日本実業出版社
αブロガー、小飼弾氏の本。
20%で従来のしくみを回し、残り80%で新しいしくみを設計し実装することを主張している。
しかし、組織の中にいると、95%〜99%は従来のしくみを回す時間に費やされ、新しいしくみを設計する時間はほとんどとれそうにない。従来のしくみを徹底的に効率化しないと時間が確保できない。
常に新しいしくみを設計し実装することを模索していくことは、進化論においても正しい議論ではある。従来のしくみに安住する(何も変えようとしない)ことが、リスクが低いように思えて、実は生き残りの確率を下げている。実はリスクの高いことである。
個人と組織のベクトルがあっていないと、なかなか氏の主張するような状況は生まれにくいだろう。

小飼弾の「仕組み」進化論
小飼 弾 (著)
日本実業出版社
αブロガー、小飼弾氏の本。
20%で従来のしくみを回し、残り80%で新しいしくみを設計し実装することを主張している。
しかし、組織の中にいると、95%〜99%は従来のしくみを回す時間に費やされ、新しいしくみを設計する時間はほとんどとれそうにない。従来のしくみを徹底的に効率化しないと時間が確保できない。
常に新しいしくみを設計し実装することを模索していくことは、進化論においても正しい議論ではある。従来のしくみに安住する(何も変えようとしない)ことが、リスクが低いように思えて、実は生き残りの確率を下げている。実はリスクの高いことである。
個人と組織のベクトルがあっていないと、なかなか氏の主張するような状況は生まれにくいだろう。

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