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2009年4月19日 (日)

街場の現代思想

『街場の現代思想』
内田 樹 (著)
文春文庫

前半は”文化資本主義”と酒井順子の”負け犬”を巡る考察。後半は若者の悩み相談に回答する、という構成になっている。

私が著者の意見に大きく共感するのは下記のような部分だ。

「人生の達成目標を高く掲げ、そこに至らない自分を『許さない』という生きた方は(ごく所数の例外的にタフな人間を除いては)、人をあまり幸福にはしてくれない。」(p.74)

最近、ビジネス書を多く読むようになったが、それらが主張するのは、人生の達成目標を高く掲げ、そこに至るために、「○○は○○しろ」「××は××するな」という強制である。しかし、そういう強制が、もしかしたら読者を不幸にしているかもしれない。(彼らはそれも”自己責任”だと言うだろうが。)

そうじゃなくて良いんだよ、無理してリスクを取らなくても、そしてリスクを取らない自分を恥じなくても好いんだよ、とはっきりと言ってくれる思想や本は、とっても貴重な存在だと私は思う。


街場の現代思想




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