ビジネス書にありがちなタイトル
書店でビジネス書、新書の棚の前に行くと、「○○は○○しろ」とか「○○は○○するな」というタイトルの本が目立つ。
私のようなひねくれ者は、ビジネス書を読むひとは、「そんなに命令されたいのだろうか?」と思ってしまう。
学ぶ、ということと、命令される、ということは違う。学ぶ、ことは考えることだが、命令される、は考えなくても良い、ということだ。
確かに、ビジネス書を上梓しているひとはそれだけの実績や実力、知識や方法論、があるのだろう。
しかし、何故、彼らは命令したがるのか?
そして、何故、読者は命令されたがるのか?
私にはまったく理解できない。
私のようなひねくれ者は、こういうタイトルの本に出会うと、読む前から「誰がお前なんかのいいなりになるか!」「お前は誰だよ、命令するなよ」と思ってしまう。
学びには謙虚さが必要である。しかし、謙虚さといいなりになるということは違う。「○○は○○しろ」とか「○○は○○するな」と言われて作者のいいなりになるのは、ある意味、著者の思うツボである。
いいなりになるのではなく、自分のライフスタイルを顧みて、「これは見習うべきだ、自分の生活に取り入れてみよう、まずはマネでも良いから始めてみよう」と思えるのであれば、積極的に取り入れるべきだ。”自分なりに”考え、取り入れてみるということだ。それは命令されてするものではない。
ビジネス書を読むコツは、反骨精神と謙虚を同時に合わせもって、読むことだと私は思う。”自分”という視点を決して忘れず、失わないことだ。
私のようなひねくれ者は、ビジネス書を読むひとは、「そんなに命令されたいのだろうか?」と思ってしまう。
学ぶ、ということと、命令される、ということは違う。学ぶ、ことは考えることだが、命令される、は考えなくても良い、ということだ。
確かに、ビジネス書を上梓しているひとはそれだけの実績や実力、知識や方法論、があるのだろう。
しかし、何故、彼らは命令したがるのか?
そして、何故、読者は命令されたがるのか?
私にはまったく理解できない。
私のようなひねくれ者は、こういうタイトルの本に出会うと、読む前から「誰がお前なんかのいいなりになるか!」「お前は誰だよ、命令するなよ」と思ってしまう。
学びには謙虚さが必要である。しかし、謙虚さといいなりになるということは違う。「○○は○○しろ」とか「○○は○○するな」と言われて作者のいいなりになるのは、ある意味、著者の思うツボである。
いいなりになるのではなく、自分のライフスタイルを顧みて、「これは見習うべきだ、自分の生活に取り入れてみよう、まずはマネでも良いから始めてみよう」と思えるのであれば、積極的に取り入れるべきだ。”自分なりに”考え、取り入れてみるということだ。それは命令されてするものではない。
ビジネス書を読むコツは、反骨精神と謙虚を同時に合わせもって、読むことだと私は思う。”自分”という視点を決して忘れず、失わないことだ。
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