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2009年3月18日 (水)

徹底抗戦

『徹底抗戦』
堀江貴文 (著)
集英社

私は北尾吉孝氏が堀江貴文氏を株式市場から退場させたことを正しいと思っているが、しかし、検察が月曜日に強制捜査をしてライブドアの株価を落とし株式市場を混乱させてまで堀江氏を逮捕したことはいきすぎではないか、とも思っていた。

この本は、堀江氏が自らのことを語ったものである。逮捕、勾留生活、裁判などを通して、堀江氏が検察やマスコミなどに対して抱いている理不尽な思いが語られている。

堀江氏は、トロイアの遺跡を発見した歴史学者に憧れていると語るように、夢を持ち、それに向かって純粋に突き進んできたひとなのだと思う。

しかし、彼の最大の不幸は、友を持たなかったことなのではないか。

宮内氏など、かっての仲間たちが裏切っていくのに対しても、堀江氏は冷静にとらえている。その根底には、「人は自分の”利”のために動く。それは当然のことだ」という考えがある。自分の”利”のために動く仲間は、友にはならない。

もし堀江氏が常に他を”利”するという気持ちをもう少し強く持っていれば、きっと優れた起業家として今も活躍できたのではないだろうか。たぶん、堀江氏はイヤなヤツだろうが、しかし、魅力のあるひとなのだと思う。宇宙に行きたい、と本気で言えるひとに魅力がないわけがない。

「生き急いでしまった。」堀江氏のこの言葉がすべて物語っていると私は思う。


ところで、この本には、北尾氏についても語られている。ライブドアが株式の100分割を行ったときに、北尾氏が堀江氏にすり寄り、便乗して儲けようと画策してきたというが、私はその真偽に大変興味がある。

物事は一方からだけ見てはいけない、という思いで北尾氏と対立した堀江氏の本も読んでみた。そして、そのスタンスを持ち続けなくてはならないという思いを、この本を読んで強くした。


徹底抗戦


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