センチメンタル・サバイバル
『センチメンタル・サバイバル』
平 安寿子 (著)
角川文庫
どういう作品かは、著者自身があとかきで述べているので、まずあとかきを立ち読みしてから購入を考えた方が良い。
内容は、50歳近くのキャリアウーマンの叔母と、20代半ばのフリーター女子との対話や日常を綴った小説、というより、スナップショットという感じ。ぼーっとしていそうな女子が意外としっかり生きていて、しっかりしていそうな男子が意外とぼーっとしているのは世の常。
私は著者の想定される読者ではないようだが、案外と楽しんで読めた。しかし、想定されない読者を疎外するような著者の発言には、あとがきを読んでその楽しさが吹き飛んでしまった。
繰り返すが、購入を考えているひとは、まず、あとがきを読んでから決めよう。想定される読者には楽しめる、かもしれない。

センチメンタル・サバイバル
平 安寿子 (著)
角川文庫
どういう作品かは、著者自身があとかきで述べているので、まずあとかきを立ち読みしてから購入を考えた方が良い。
内容は、50歳近くのキャリアウーマンの叔母と、20代半ばのフリーター女子との対話や日常を綴った小説、というより、スナップショットという感じ。ぼーっとしていそうな女子が意外としっかり生きていて、しっかりしていそうな男子が意外とぼーっとしているのは世の常。
私は著者の想定される読者ではないようだが、案外と楽しんで読めた。しかし、想定されない読者を疎外するような著者の発言には、あとがきを読んでその楽しさが吹き飛んでしまった。
繰り返すが、購入を考えているひとは、まず、あとがきを読んでから決めよう。想定される読者には楽しめる、かもしれない。

センチメンタル・サバイバル
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