鴨川ホルモー
『鴨川ホルモー』
万城目 学 (著)
角川文庫
ホルモーってなんだ??? という興味から手に取ってみた。「鹿男あをによし」という不思議なドラマの原作者ということは知っていたが、その著書を読んだことがなかったので読んでみた。
それにしても、京都という町は、魑魅魍魎が跋扈する町のようだ。どこか、精神的な時代が止まっているかのように思える。そういう風土だからこそ、こういう文学が生まれるのではないか?
いや、いや、京都の悪口を言っているのではありませんよ。登場人物の精神性がどこか前時代的で、懐かしい感じもしたので。
案外面白かったので、またこの作家の本は読んでみたい。(ただし、文庫で。)

鴨川ホルモー
万城目 学 (著)
角川文庫
ホルモーってなんだ??? という興味から手に取ってみた。「鹿男あをによし」という不思議なドラマの原作者ということは知っていたが、その著書を読んだことがなかったので読んでみた。
それにしても、京都という町は、魑魅魍魎が跋扈する町のようだ。どこか、精神的な時代が止まっているかのように思える。そういう風土だからこそ、こういう文学が生まれるのではないか?
いや、いや、京都の悪口を言っているのではありませんよ。登場人物の精神性がどこか前時代的で、懐かしい感じもしたので。
案外面白かったので、またこの作家の本は読んでみたい。(ただし、文庫で。)

鴨川ホルモー
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