ワールド・オブ・ライズ
『ワールド・オブ・ライズ』
監督:リドリー・スコット
2008年/アメリカ
世界を救うのは、いったい誰の嘘なのか? という宣伝文句だが、誰の嘘も世界を救わない、という映画。
グーグルマップのような映像で世界は監視され、指揮官は安全な場所から現場を全く無視した命令を出す。テロとの戦いと言いながら、身内どうしで足をひっぱりあいながら、聖戦の名のもとに深いところで結束するテロに挑んでいく。
テロとの戦いに勝とうとすることなど、無理なんじゃないか、とつくづく思わされる映画だ。
それから、この映画では、”civilization”を”世界”と訳していた。この映画の本質を端的に表している。妙訳である。
この映画の公式サイトはこちら
監督:リドリー・スコット
2008年/アメリカ
世界を救うのは、いったい誰の嘘なのか? という宣伝文句だが、誰の嘘も世界を救わない、という映画。
グーグルマップのような映像で世界は監視され、指揮官は安全な場所から現場を全く無視した命令を出す。テロとの戦いと言いながら、身内どうしで足をひっぱりあいながら、聖戦の名のもとに深いところで結束するテロに挑んでいく。
テロとの戦いに勝とうとすることなど、無理なんじゃないか、とつくづく思わされる映画だ。
それから、この映画では、”civilization”を”世界”と訳していた。この映画の本質を端的に表している。妙訳である。
この映画の公式サイトはこちら
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画『アデル、ブルーは熱い色』一途な愛はその対象を失った時、「未練」に変わっていく。(2014.04.30)
- 映画『LIFE!』「世界を見よう」。それを実践したとき、かけがいのないものを得る。(2014.04.24)
- 映画『アナと雪の女王』オリジナル版を観たら、日本語吹き替え版も観たくなる。(2014.04.23)
- 映画『麦子さんと』悲しみや喪失感を取り戻すことでひとは強くなる。(2014.01.06)
- 映画『ゼロ・グラビティ』「ゼロ・グラビティ」(無重力)というタイトルだが、本当は「重力」との戦いである。(2014.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント