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2008年12月23日 (火)

ワールド・オブ・ライズ

『ワールド・オブ・ライズ』
監督:リドリー・スコット
2008年/アメリカ

世界を救うのは、いったい誰の嘘なのか? という宣伝文句だが、誰の嘘も世界を救わない、という映画。

グーグルマップのような映像で世界は監視され、指揮官は安全な場所から現場を全く無視した命令を出す。テロとの戦いと言いながら、身内どうしで足をひっぱりあいながら、聖戦の名のもとに深いところで結束するテロに挑んでいく。

テロとの戦いに勝とうとすることなど、無理なんじゃないか、とつくづく思わされる映画だ。

それから、この映画では、”civilization”を”世界”と訳していた。この映画の本質を端的に表している。妙訳である。

この映画の公式サイトはこちら


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