知に働けば蔵が建つ
『知に働けば蔵が建つ』
内田 樹 (著)
文春文庫
著者のブログからの時評集。今から4、5年前の時評でありながら、今に通じるものを感じさせる。ちょうど『街場の中国論』の時期とかぶるのか、小泉元総理の靖国参拝や中国の反日運動なども扱われている。
特に、憲法第9条についての考察が面白い。”普通の”国になるメリットは? と問われて国民に説明できる政治家がどれだけいるのだろうか?
内田 樹 (著)
文春文庫
著者のブログからの時評集。今から4、5年前の時評でありながら、今に通じるものを感じさせる。ちょうど『街場の中国論』の時期とかぶるのか、小泉元総理の靖国参拝や中国の反日運動なども扱われている。
特に、憲法第9条についての考察が面白い。”普通の”国になるメリットは? と問われて国民に説明できる政治家がどれだけいるのだろうか?
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