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2008年11月 4日 (火)

戦略の本質

『戦略の本質』
野中 郁次郎、他 (著)
日経ビジネス人文庫

逆境を乗り切り逆転に成功した戦略を解き明かす、という研究本。毛沢東の戦いやバトル・オブ・ブリテン、スターリングラード攻防戦、朝鮮戦争、第四次中東戦争、そしてベトナム戦争といった事例を扱っている。

日本にとって、未曾有の世界経済が危機にさらされている現在ほど、”戦略”というものが問われている時代もないのではないか、と私には思える。しかし、政府の緊急経済対策とか言うものを見ても、”戦略”というものが全く感じされない。所詮は、各省庁が”とりあえずできそうな”ものを提案してきただけではないのか。

給付金をあげるから2010年に消費税を10%に上げさせてくれ、という政府の言い草はなんなのだろう。給付金の出所が”埋蔵金”という言わば、ヘソクリのおすそわけで、しかもそもそもそれは塩漬けされていた税金なわけで、そう考えるとちっとも嬉しくない。

”戦略なきバラマキ”しか提案できない政府に消費税を10%にする、と言われても全く納得できないんだよなあ。消費税を10%にしたいのであれば、どのように経済を立て直していくのか、しっかりとした”戦略”を示していただきたい、と切に願うのであります。


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