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2008年10月17日 (金)

暴走する資本主義

『暴走する資本主義』
ロバート ライシュ (著), 雨宮 寛、今井 章子 (翻訳)
東洋経済新報社

久々にエイサイティングなビジネス書に出会った!

超資本主義(スーパーキャピタリズム)について克明に論じている。
資本主義と民主主義の蜜月(という幻想)はあっという間に過ぎ去る。今や権力は投資家と消費者の手にある。投資家と消費者から巻き上げた資金で企業は利益の最大化と株価の上昇を目指す。そのために政策に大きくかかわるようになる。つまり、民主主義ではなく超資本主義が社会を支配している。

そして、そこには市民がいない。市民なしで民主主義は成り立たない。著者は市民の手に権力を取り戻すことを目指しているかのようである。

私たちは少しでも安く買おうとするし、また少しでもリターンの多い投資先を選ぶ。しかし、それが企業の社会的貢献というまやかしの民主主義を助長し、本来の民主主義を形骸化しているのだ。


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