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2008年10月28日 (火)

三国志 第2巻

『三国志 第2巻』
宮城谷 昌光 (著)
文春文庫

滅びゆく王朝。外戚が王朝を食い物にし、外戚が滅びたと思えば、今度は宦官が王朝を食い物にする。

第1巻のとき、楊震を私は政治家と言ったが、楊震は官僚である。つまり、官僚と政治家は分離していない。政治とは実務なのだ。

顧みて今の日本は、政治家=官僚ではなく、官僚は官僚である。
では、政治家は何かというと、”宦官”ではないか、と思えてくる。実務能力が無きにひとしく、また宮城の外の世界が全く見えておらず、宮城の中での政争(という名の足の引っ張り合い)に明け暮れる。まさに、この後漢という王朝の末期は、今の危機的な状況の日本そのものではないか。

後漢の時代と今の日本が重なるのはなんとも皮肉なものだ。こういう末期的な世の中は今までの成功例は全く通用しない。どんなにバラマキをしたって、日本の経済は立ち直りはしない。
政局より政策、と今の首相は言っているけれども、所詮は”宦官”が権力にしがみついているのと一緒じゃないの、と思えてくる。

で、やっと三国志である。馴染みのある、曹操、董卓、といった人物たちがやっと動き出した。私の知らない三国志が展開することを期待している。


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