ゆめつげ
『ゆめつげ』
畠中 恵 (著)
角川文庫
時は幕末、「夢告」という夢で過去や未来の出来事を見通すことのできる能力をもった神官が事件に巻き込まれる物語。
「夢告」という題材のため、物語が時系列どおりに進まない。「こうなる」、「だからこうなった」という展開が続くのでぼんやり読んでいるとわけがわからなくなるきらいがある。
また、登場人物も設定されている年齢よりは幼い印象を受ける。それが全体の物語にほんわかした印象を与えるので、これは好みがわかれるだろう。
畠中 恵 (著)
角川文庫
時は幕末、「夢告」という夢で過去や未来の出来事を見通すことのできる能力をもった神官が事件に巻き込まれる物語。
「夢告」という題材のため、物語が時系列どおりに進まない。「こうなる」、「だからこうなった」という展開が続くのでぼんやり読んでいるとわけがわからなくなるきらいがある。
また、登場人物も設定されている年齢よりは幼い印象を受ける。それが全体の物語にほんわかした印象を与えるので、これは好みがわかれるだろう。
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