千々にくだけて
『千々にくだけて』
リービ 英雄 (著)
講談社文庫
9.11。その日、私が会社から帰ってテレビをつけたら煙を上げているビル、そして航空機がビルに突入する場面が写し出されていた。私は状況がまったく理解できなかった。
この小説は、ちょうどその日、アメリカ行きの航空機に乗っていた主人公は、中継地のカナダで、アメリカにも入国できず、そして日本にも帰れない、という状況に陥る。
かの国には彼の家族が待っているが、しかし、彼の内情は複雑だ。どこにもいけない、どこにも受け入れられてもらえない、居場所がない。
リービ 英雄 (著)
講談社文庫
9.11。その日、私が会社から帰ってテレビをつけたら煙を上げているビル、そして航空機がビルに突入する場面が写し出されていた。私は状況がまったく理解できなかった。
この小説は、ちょうどその日、アメリカ行きの航空機に乗っていた主人公は、中継地のカナダで、アメリカにも入国できず、そして日本にも帰れない、という状況に陥る。
かの国には彼の家族が待っているが、しかし、彼の内情は複雑だ。どこにもいけない、どこにも受け入れられてもらえない、居場所がない。
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