堕落論
『堕落論』
坂口 安吾 (著)
新潮文庫
本棚の奥から、なんとも懐かしい本を引っ張り出して読んだ。アンゴ先生の『堕落論』である。この本は忘れた頃に読み返したくなる。
なお、『堕落論』は複数の書店から文庫が出版されているが、新潮文庫版には、アンゴ全集にも収録されていない「特攻隊に捧ぐ」が収録されている。この一編のために、わざわざ新潮文庫版を買った。
「堕落論」についてはもはや説明不要だろうから、私がオススメするのは「日本文化私観」と「飛騨・高山の抹殺」だ。前者は実質こそを重んじる作者独特の日本文化私観となっているし、「飛騨・高山の抹殺」はアンゴの歴史タンテイの面目躍如である。
多分、また忘れた頃にこの本を読み返したくなるのだろうなあ。
坂口 安吾 (著)
新潮文庫
本棚の奥から、なんとも懐かしい本を引っ張り出して読んだ。アンゴ先生の『堕落論』である。この本は忘れた頃に読み返したくなる。
なお、『堕落論』は複数の書店から文庫が出版されているが、新潮文庫版には、アンゴ全集にも収録されていない「特攻隊に捧ぐ」が収録されている。この一編のために、わざわざ新潮文庫版を買った。
「堕落論」についてはもはや説明不要だろうから、私がオススメするのは「日本文化私観」と「飛騨・高山の抹殺」だ。前者は実質こそを重んじる作者独特の日本文化私観となっているし、「飛騨・高山の抹殺」はアンゴの歴史タンテイの面目躍如である。
多分、また忘れた頃にこの本を読み返したくなるのだろうなあ。
« 深層「空白の一日」 | トップページ | 元気ロケッツ I »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【安吾を読む】『木枯の酒倉から 聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話』「俺の行く道はいつも茨だ。茨だけれど愉快なんだ。」(2014.07.11)
- 『金融緩和の罠』(藻谷浩介・河野龍太郎・小野善康著、萱野稔人編)金融緩和より雇用を増やすことこそがデフレ脱却の道。(2014.07.10)
- 『ひとを“嫌う”ということ』(中島義道著)ひとを「嫌う」ということを自分の人生を豊かにする素材として活用すべき。(2014.07.09)
- 【安吾を読む】『街はふるさと』「ウガイをしたり、手を洗ったりして、忘れられないようなことは、私たちの生活にはないのです。」(2014.07.08)
- 『天災と日本人 寺田寅彦随筆選』(寺田寅彦著,山折哲雄編)地震や津波といった天災からこの国を守ることこそが「国防」である。(2014.07.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント