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2008年8月11日 (月)

堕落論

『堕落論』
坂口 安吾 (著)
新潮文庫

本棚の奥から、なんとも懐かしい本を引っ張り出して読んだ。アンゴ先生の『堕落論』である。この本は忘れた頃に読み返したくなる。

なお、『堕落論』は複数の書店から文庫が出版されているが、新潮文庫版には、アンゴ全集にも収録されていない「特攻隊に捧ぐ」が収録されている。この一編のために、わざわざ新潮文庫版を買った。

「堕落論」についてはもはや説明不要だろうから、私がオススメするのは「日本文化私観」と「飛騨・高山の抹殺」だ。前者は実質こそを重んじる作者独特の日本文化私観となっているし、「飛騨・高山の抹殺」はアンゴの歴史タンテイの面目躍如である。

多分、また忘れた頃にこの本を読み返したくなるのだろうなあ。


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