野球の国
『野球の国』
奥田 英朗 (著)
光文社文庫
『泳いで帰れ』で味をしめて、奥田英朗の旅エッセイを読みまくっている。これはベースボールファンである作家による、野球をめぐる旅である。沖縄、四国、台湾、そして東北、広島、九州へ。
しかし、野球をかぶりついて観るのではなく、街を歩き、その街の映画館で映画を見、その街の食べ物を食べる。この作家の旅は心にゆとりがある。
この本を読むと、何だか自分も野球が好きになってくる。今年でなくなる広島市民球場にもいってみようかなあ、と思えてくる。
まあ、私は作家以上に出不精で、神宮にも横スタにも東京ドームにも野球を見に行ったことがない。広島くんだりまで行くんかい、って感じですが。
奥田 英朗 (著)
光文社文庫
『泳いで帰れ』で味をしめて、奥田英朗の旅エッセイを読みまくっている。これはベースボールファンである作家による、野球をめぐる旅である。沖縄、四国、台湾、そして東北、広島、九州へ。
しかし、野球をかぶりついて観るのではなく、街を歩き、その街の映画館で映画を見、その街の食べ物を食べる。この作家の旅は心にゆとりがある。
この本を読むと、何だか自分も野球が好きになってくる。今年でなくなる広島市民球場にもいってみようかなあ、と思えてくる。
まあ、私は作家以上に出不精で、神宮にも横スタにも東京ドームにも野球を見に行ったことがない。広島くんだりまで行くんかい、って感じですが。
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