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2008年8月29日 (金)

BEST FICTION

『BEST FICTION』
安室奈美恵
エベックス・エンタテインメント

昨年発売された『PLAY』の出来栄えがよく、また最近はTVCMとのコラボレーションで息をふきかえした感のある安室奈美恵のベスト盤。

しかし、これは彼女の”不遇”な時代を表したものでもある。”売れ筋”路線から脱し、彼女のやりたい歌やダンスを追及した結果、また、彼女の次の”売れ筋”をつくり出してきたレコード会社の宣伝に隠れ、世間的に彼女の歌はあまり注目されなくなってしまった。

それでもこのアルバムは売れている。今年一番のヒットだそうだ。浜崎や倖田の勢いがないこともあるのだろうが、再び彼女が注目されてきた、ということなのだろう。そしてそれは、安室奈美恵という生き方そのものが、特に20代、30代の女性たちの共感を得られているからだと思う。

確かに、安室奈美恵は自然体でしかもカッコイイ。

ちょっと前に勝ち組、負け組、という二分法が流行ったが、そういうものは結局は世間的な評価でしかない。そんなものに惑わされないで、自分がカッコイイかどうか、自分の評価は自分で決めればいいじゃん、と、私は彼女の生き方を見て思ったりもする。


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