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2008年7月11日 (金)

セコンドアウト

『セコンドアウト』
須藤 靖貴 (著)
小学館文庫

この作者の著書は初めて読んだのだが、最後には不覚にも涙が出そうになった。

この物語はデブな高校生がボクシングを始めることから始まる。最初の動機は不純だ。高校生のヘビー級はそもそも選手がいないので、ボクシングをすれば、”認定”チャンピオン、つまり、不戦勝で戦わずしてチャンピオンになる、というものだった。
そして、格闘技をやっていれば女子にもてるようになるかも、走りこみをやっていればダイエットになるかも、、、しかし、初めてリングに立ったときから、彼の気持ちが大きく変わる。

ひとは何故、ボクシングという殴り合いのスポーツをするのか、そしてその殴り合いのスポーツに熱狂するのか、その答えを見た気がする。

ラスト、彼は再びリングに上がる。その勝敗は、、、しかし、彼がリングに立ち続けることこそ、感動なのだ。


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