2015年7月15日 (水)

書評ブログを再開します。

ココログではお久しぶりのざっくです。

2014年7月11日以来、このブログの更新を休止していましたが、ブログを再開することにしました。

でも、ここではありません。ライブドアブログの方で、ブログを再開することにしました。


ざっくの♡平日は読書だ!」 http://blog.livedoor.jp/zaku_rambo/


です。

こちらの方で、書評を中心として、映画、音楽、芸術などのレビューやコラム、写真などを掲載していきたいと考えています。過去記事は一部を除いて、移転済です。


これまでのように、毎日更新というわけにはいきませんが、のんびりと更新していきたいと思います。

なお、このブログはしばらくこのままにしておく予定です。

投稿再開は、7/20(月)の予定です。もうしばらく、お待ちください。m(_ _)m

2014年7月12日 (土)

ブログ(ココログ)の一時休止について

2008年5月24日のブログ開設(当時は楽天ブログ)以来、毎日更新を続けていたこのブログですが、しばらくの間、休止いたします。

休止の理由は健康上の理由ではありませんので、ご心配のなきよう、お願いします。

また別の形で再開することも考えております。そのときはまたお知らせいたします。

なお、アメーバブログ→ http://ameblo.jp/zaku-rambo/ の方は、CHANCE関連の記事のみですが、続けられる限り続ける予定です。

長い間、ご愛読いただき、ありがとうございました。

ざっくばらん坊

2014年7月11日 (金)

【安吾を読む】『木枯の酒倉から 聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話』「俺の行く道はいつも茨だ。茨だけれど愉快なんだ。」

坂口安吾の処女作。虚と実、何が何やらわからないイビツなファルス。

「俺の行く道はいつも茨だ。茨だけれど愉快なんだ。茨よりほかの物を、俺には想像ができなかつたから。」


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2014年7月10日 (木)

『金融緩和の罠』(藻谷浩介・河野龍太郎・小野善康著、萱野稔人編)金融緩和より雇用を増やすことこそがデフレ脱却の道。

アベノミクスでにわかに注目を浴びる金融緩和政策。「日銀が大量にマネーを供給すれば、景気が回復する」。この本では、それに異を唱えている。

市場にマネーを大量に供給すれば、それが消費に回り、景気が回復する、というのはあまりに短絡的な考え方だ。私たちは将来に不安を持ち続ける限り、お金をもらってもそれを消費に回さず、貯蓄に回す。そうして、お金を好きなときに、もしくはいざというときに、使えるように備えておく。お金を持っておくことは、将来への安心につながるからだ。「人はお金そものもがほしい」。お金を持っていること

そう考えていくと、金融緩和政策で景気が良くなるとは思えない。まずは、将来に対する不安を取り除く、ということが景気回復策に他ならない。つまり、若者には雇用を増やし、お年寄りには介護や医療や娯楽のサービスを提供することだ。お年寄りには介護や医療や娯楽のサービスを提供することは、若者の雇用を増やす効果もある。若者の失業や、将来失業するかもしれないという不安が取り除かれれば、そのとき、やっとお金は貯蓄から消費に回る。

金融緩和より雇用を増やすことこそがデフレ脱却の道、ということだ。


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2014年7月 9日 (水)

『ひとを“嫌う”ということ』(中島義道著)ひとを「嫌う」ということを自分の人生を豊かにする素材として活用すべき。

私たちは誰かを嫌いになること、誰かから嫌われることは、つらく、不快で、いけないことだと考えがちである。著者はひとを<嫌う>ということはそんなにいけないことなのか、と疑問を投げかける。日常的に人を嫌いになるということは、好きになることと同様にごく自然であり、「嫌い」としっかりと向き合うことが人生を豊かにしてくれると説く。

「われわれは自他のうちに『嫌い』を確認したら、いたずらに恐怖心を募らせたり、無理やり抑圧することはやめて、冷静沈着に正視し、その凶暴性を適当にコントロールし、それを自分の人生を豊かにする素材として活用すべきでしょう。」

私たちは、ひとに嫌われるのはイヤだが、ひとを嫌うことは何かと理由をつけて正当化しようとする。その不平等はわたしたちの心を歪ませる。それではなく、ひとを嫌うことはごく自然で当り前なことだと思えば、あっさりとひとと付き合っていくことができるし、対立しても妬みや憎しみや自己嫌悪という負のスパイラルに陥ることもないだろう。


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2014年7月 8日 (火)

【安吾を読む】『街はふるさと』「ウガイをしたり、手を洗ったりして、忘れられないようなことは、私たちの生活にはないのです。」

珍しい安吾の長編作品。

元孤児で肺を患う青年・北川放二。彼は小説家・大庭長平の担当編集者であり、そんな彼に同僚で長平の姪・記代子は密かに思いを寄せていた。・・・放二は彼女を遠ざけるも、数奇な運命が二人を絡めとっていく。

どちらかと言うと、一貫した物語というよりは、登場人物たちを素材にしていろいろなシチュエーションで物語を構築した感もある。そういうちぐはぐさが、むしろ、ひとが生きるということはままならないことだということを引き立たせる。

「ウガイをしたり、手を洗ったりして、忘れられないようなことは、私たちの生活にはないのです。童話の中にあるだけなのです」

パンパンのこの言葉が沁みる。

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2014年7月 5日 (土)

『PLAY×LIVE「1×0」COMPLETE<コンプリート>大阪公演』(エピソード1)

『PLAY×LIVE「1×0」COMPLETE<コンプリート>大阪公演』(エピソード1)
期間:2014年 7月 4日~ 7月 6日
会場:シアターBRAVA!
出演:東京パフォーマンスドール、板倉チヒロ、小松利昌(声)
演出:ウォーリー木下

東京パフォーマンスドールのPLAY×LIVE「1×0」大阪公演。「たまたま」大阪に出張に来ていた私は、「たまたま」金曜日に持病の癪が発症し、観に行くことができました。
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シアターBRAVA!は、彼女たちのホームグラウンドシブゲキ!!に比べて客席のキャパは2倍。しかも、東京ではなくまだあまり知名度のない大阪。それでも、いや、普段より広い会場だからこそ、彼女たちがのびのびと、楽しみながらパフォーマンスしていたように感じました。

第1部の演劇パートが終わった時、会場がざわついていました。私も最初、この演劇パートを観た時は気持ちがざわざわしました。でも、エピソード2、3と観続けると、そのざわざわは収まってくるんですけどね。大阪のみなさんもぜひ、エピソード2、3と観続けてみただきたいです。

私がエピソード1を観るのは2回目。前回観たときは、「小道具に役者が動かされている」と印象を強く持ちました。プロジェクトマッピング等の視覚効果が主で、役者が従になってしまっていました。でも、今回改めてみて、その主・従が逆転していました。あくまで主役は、小林晏夕(アンユ)と高嶋菜七(ナナ)。劇中化「LOST WITHOUT YOU」は、二人のユニゾンが心地よい。TPDの中で、歌声だけで言うと、実はアンユの声が一番好き、ということもあるでしょうが。
ただ、劇としては、二人が反発しながらも、心の奥底では認め合い求め合っていた、という部分がやや見えにくいのが残念なところ。最初のエピソードということもあり、これからのエピソードとの予告的な要素も入れていることもあるのだろうが、2人の心の動きの描写がやや浅い印象を受けました。

そして、第2部のダンスサミット。第2部が始まると同時に一斉に立ちあがる観客。そうか、メガネ席がないから、立っても良いのね、立って観る第2部って初めてで新鮮だなあ、くらいのノーテンキぶりで見ていたのですが・・・大阪まで来て場外乱闘しなくても良いんじゃないの。余計なお世話ですが。

TPD曲は東京で観たエピ5の時と同じ。今回はCHANDOLLのそれとは別物と割り切ってみました。そうすれば、これもありだな、と素直に楽しめました。

アンコール。ファンの方の掛け声でナナ&アンユコール。正直に言って、私はアンコールをこうやって仕切られるのは好きではありません。アンコールは自発的にしたいので。それに、大阪のお客さんが、自発的にアンコールをしてくれた方が、出演者にとっても励みになるんじゃないかな。まあ、これも余計なお世話か。

この日は最終の新幹線で帰る予定でした。なので、時間との戦い。上演開始が19:00、上演時間が1:40なので、終演予定時刻は20:40。Brava!前からタクシーに乗れば新大阪21:20の最終に乗れるというあまりに危険な賭け。私は「TPDのカーテンコールは長い」という要素をすっかり失念していましたwww

開演が5分遅れという影響もあり、さらには案の定いつも以上にナナちゃんだけでなくアンユちゃんも長く喋るという嬉しいオマケもついて終演したのが20:55。ダッシュで退場し、ダメもとでBrava!前で待機していたタクシーに飛び乗りました。私はラッキーでした。このタクシーの運転手さんが良い仕事をしてくれて、結局最終の新幹線に間に合いました。

せっかく大阪に来てるのにTPDを観ずに帰れるか、と思って仕事も頑張った甲斐もあり、大阪でTPDを観ることができて本当に良かった。仕事は大変だったけれど、それを全部チャラにしてお釣りがくるくらい楽しい時間でした。東京からの「出張のついでではなくわざわざTPDを観にきた」遠征組の方々ともお会いできたしねwww


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2014年7月 4日 (金)

『天災と日本人 寺田寅彦随筆選』(寺田寅彦著,山折哲雄編)地震や津波といった天災からこの国を守ることこそが「国防」である。

地震列島日本に暮らす我々はいかに自然と向き合うべきか――。災害に対する備えの大切さ、科学と政治の役割、日本人の自然観など、山折哲雄さんが編んだ寺田寅彦さんのエッセイ集。関東大震災、第二次世界大戦以前に書かれたものにも関わらず、現代の日本人に向けて書かれたものかと思うくらいに腑に落ちる。

国防とは、他国の侵略行為から国を守るだけではない。地震や津波といった天災からこの国を守ることもまた国防であり、地震や津波といった天災の多い日本という国を守るという意味では、軍隊を持つよりも地震や津波といった天災への備えをしていった方がよっぽど、この国を守る、という目的を達成できる。平和は外交的努力によってもたらすことができるが、地震や津波といった天災は問答無用でこの国を脅かすからだ。

国防とは他国と戦える軍隊を持つことだという、短絡的で浅はかな脳みそしか持ち合わせていない、アベとかイシバとかコウムラとかいうひとたちに読ませたい本だ。

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2014年7月 3日 (木)

『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』(夏井睦著)人類にとっての禁断の実は林檎ではなく小麦だった?

著者は自ら糖質制限を試し、効果や危険のなさを確かめ、その上で、糖質制限のメリットについて説く。

さらに、栄養素としての糖質の性質や、カロリーという概念や栄養学のいいかげんさ、そしてブドウ糖からみえてくる生命の進化などについて独自の考察を進めて行く。

やや多風呂敷を広げ過ぎていて、糖質制限についてより知りたい読者には肩すかしを食らう感がある。

ただ、著者の糖質からみた農耕の起源についての考察が面白い。たまたま小麦が生い茂る地に進出した人類が小麦の「甘さ」という誘惑に負けて小麦の栽培を始める。まさに、人類にとっての禁断の実は林檎ではなく、小麦だったのである。そして、小麦という禁断の実を食した人類は、穀物により滅亡への道をたどりつつある、と著者は言おうとしている。

とはいえ、人類が禁断の実を手にしたからには、それと上手くつきあっていかなくてはならないのだろう。

私も試しに糖質制限というか、3食のうち2食を主食抜きを実践している。さて、その効果は・・・まだ現れておりません。

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2014年6月30日 (月)

シャムロッツ 『Happy Smile Live night shinjuku vol.10』(2014/06/28 新宿レッドノーズ)

『Happy Smile Live night shinjuku vol.10』
日時:2014/06/28(土)18:00~
会場:新宿レッドノーズ
出演:シャムロッツ(黒木優、今野梨奈、馬場優奈)、Blue☆star、FlashDolL、DASY☆GIRLS、もののけ☆プリンセスドール、少女第九楽章-ガールズアンセム-
料金: 当日3500円+1D(500円)


CHANCEのスタジオライブの開場待ちのとき、某ファンの方と「黒木優ちゃん、今日シャムロッツ最後だね」という話をしていて、シャムロッツの出演時間が19:35からだったので、間に合うようなら行こうか、という話になりました。

で、余裕で間に合ったので本日予定外の3本目は、新宿レッドノーズ。ルイードK4のお向かいでした。
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黒木優さんは、中村JAPAN公演に客演してたことがあって、スタジオCHANCEにも何度か観戦に来られています。

シャムロッツを観るのは初めて。最後で最後の優ちゃんのいるシャムロッツの観戦となりました。
シャムロッツのメンバーとしては最後のライブ、ということだったのですが、あまりしんみりしたところはありませんでした。MCでは他のメンバーからまさかの今さらのダメ出しを食らっていましたが、パフォーマンスは出し切れたのかな。

セットリスト
1.ライブがはじまるよ
2.ALL MY TRUE LOVE (SPEED)
3.next
4.oneway

オリジナルが3曲。カバーが1曲。オリジナル曲を持っているのは強みですね。カバー曲「ALL MY TRUE LOVE」は、SPEEDの曲。ここに来る前のスタジオCHANCEでこの曲の話をしていたので、なんだか縁がありました。


終演後、他のアイドルグループさんたちの物販がひしめく中、私も恐る恐る物販に。人生初、チェキというものを撮りました。しかも、それがI字バランスwww 私にとってもよい記念になりました。名前を当ててもらい(←自分から名乗らない意地悪なひと)、名前も久々にフルネーム(”ざっく”ではなく”ざっくばらんぼう”)と入れてもらいました。←それをフルネームと呼ぶのか? 

私は常々、彼女にはCHANCEに入ってくれないかなあ、と勝手に妄想しているのですが。彼女は今24歳なので、来年あたり、CHANCEに入ってほしい。もっとも、今すぐ、1年くらいフライングしてもオッケーですよ。掟破りの前例もあるしww


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